グリムドーンちょっとわかってきた&日記

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ラスボスに挑まず進路を考えているパイロマンサー

Grim Dawnめっちゃおもしろ! メインストーリーを進めずちまちま育成用のポイントを稼いだり各派閥のおつかいを永遠にこなしたりしているうちに70時間ぐらい経ってしまった。70時間かけて難易度ノーマルの本編(〜Act4)がまだ終わっていない。でも終盤なのであとはラスボスを倒すだけらしい(その後に続編のAct5〜6&別ストーリーのAct7があるけど)

まあそろそろええやろということでwikiのビルド例をチラッチラッと見てみたりしたところ、戦いのレベルが違いすぎてくじけそうになった。最高難易度で戦える強いビルドを実現させるための超レア装備を手に入れるためのトレハン用のキャラを作るところから始めないといかんのか?(パイロマンサーちゃんはかわいそうに、そういう初心者向きのビルド例が載っていなかった) しかし同時に、Grim Dawnのことちょっとわかってきたなとも思ったわけです。

Grim Dawnでは、プレイヤーはより強い装備を求めて最終的にはクルーシブル(DLCで追加される勝ち抜き戦モード)やシャッタードレルム(DLCで追加されるエンドレスダンジョン)を周回するようになる。なので、「強いビルド」というのはそういうエンドコンテンツを効率よく・素早く・安定して周回できるキャラになる。またはシンプルに、最高難易度の隠しボスとかの超強い敵を倒せるキャラ。そして、そういうキャラを作るためには、やっぱりそもそも「(最高難易度のちょっと下ぐらいで)効率よく装備集めをできるキャラ」を作ってトレハンしていかないといけない。

逆に考えれば、そういった最強ビルドを目指さないなら、ある程度好きにできるのでは……? と思った。正直、最高難易度のアルティメットは恐らく自分にとってはストレス>楽しさになりそう。マイクラダンジョンズでも最高難易度はストレスの方が勝ってしまったから……。

難易度ノーマルでもAct5以降は結構難しいと聞く。ので、「難易度ノーマルでメインストーリーを完走できるぐらい」を目指して好きなようにキャラ育成しようかな〜と思ったんでした。行けそうなら次の難易度エリートまではやってみたいけどね。

あとはあれだ、「この最強ビルドを完成させるためにあの装備が必要」だと、その装備を求めて延々とマラソンして、あーもう落ちないな〜ってイライラするわけじゃないですか。それが楽しいという面もあるけどやっぱりあんまりイライラはしたくないわけです。好きに冒険して敵の死骸を積み上げて、ポロッと落ちたレアっぽい装備でどんなことができるかな? ってわくわく考える時間、そういう時間を無限に楽しみたい。

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カースオブフレイルティで敵集団の足を止めてキャニスターボム(with 亀裂)を投げ込むとみんな溶ける! 楽しい! というパイロマンサー。未練がましく取っているファイアストライクのツリーを消して、キャニスターボム一本でやっていこうか迷っている。照美(テルミットマイン)を娶ってよろしくやっていくか……。

日記

無限といえば、九年ぐらい前に買ったA・W・ムーア『無限 その哲学と数学』という本をぼちぼち読み始めている。タイトルに数学と入っているが、主題は無限についての哲学的議論。古代ギリシア〜中世・ルネサンスにおける無限の思想史&数学史まではわりとするする読めたものの、微分積分の章に入って何もわからなくなった。

微分積分は適当にやりすごして、カントールの章までがんばって辿り着きたい。数学わからんから集合だってわからんけど、「ヒルベルトの無限ホテルのパラドックス」などでちょっと馴染みがあるし、カントール集合論が数学にものすごい衝撃を与えたことは知っている。カントールがすごい人であることはわかる。あとゲーデル不完全性定理なんかも顔を出すらしいので話についていけるか武者震いしてしまいますね。ゲーデル不完全性定理もわかるわけないけど、スマリヤンの著作でちょっと馴染みがある。まあ、この本のメインは哲学の方っぽいから、なんとかなるでしょう。読み進みさえすれば……。