感想のないただの日記

とうとうライカン『言語哲学』を読み終えた。

次はダニエル・デネットの『思考の技法 直観ポンプと77の思考術』に取りかかろうと思う。確か出た直後に買ったので六年間熟成させていたことになる。

600ページ超の大著。帯によると「哲学者デネットが惜しみなく提示する思考術大全」とのことだが、目次に「中国語の部屋」「スワンプマン」「双子地球」「ゾンビ」(哲学者がゾンビと言ったらロメロ的ゾンビを指しているはずがない)などの馴染み深い用語が見えており、普通の人が「思考術」と聞いてイメージする思考術についての本でないことは間違いない。つまり私好みの本であろうということである。楽しみ。