Loop Heroを触ってみたりGrim Dawn新キャラ作ったり

Loop Hero

レトロ風なビジュアルがイカしているRPG「Loop Hero」を少し遊んでみた。

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1探索=1ループで、循環している道を主人公がぐるぐる回って自動で戦闘する。初めは何もないマップ上に平坦な道があるだけだけど、プレイヤーは「村」「墓場」「山」などのカードをデッキとして持っており、それらを配置して道やマップを変化させ、主人公の冒険をサポートする(強力な敵が出てくるカードをあえて置いて、強い装備のドロップを狙ったりもする)。主人公のステータスや所持アイテムはループごとにリセットされ、持ち帰って蓄積できるのは資源のみというのが特徴。資源で拠点の施設を充実させていくとパッシブなボーナスが得られたりする。

というわけでなかなか面白そうなゲームで実際なかなか面白かったんだけど、ちょっと触ったら「あ〜カードをうまいこと配置して有利な状態を形成し、カードの引きや入手装備などの運も考慮しつつ、なるべく最高の状態でボスに挑む試行錯誤を繰り返すゲームか……」と思って、チャプター1もクリアしてないけどもういいかという感じになった。

根気がないので戦略が必要なゲームには向いていないようだった。どうせデッキ/キャラ/マップのビルドには最善手があるんだろうから自分で考えてもしょうがないな〜という思いもあった。ただ、ループ周回探索&デッキ構築というゲームシステムは可能性があって本当に面白い。自分で戦略を練るのが好きな人はもっと楽しめると思います。私は資源集めと建築だけしていたいなと感じた。

んでGrim Dawn

そんなこと言ったらGrim Dawnこそ触るまでもなく「あ〜ひたすら敵を倒して強い装備をゲットしてさらに強い敵を倒してさらに強い装備をゲットしていくゲームなのか……」なんだけど面白い。やればやるほどキャラが強くなるところがいいですね。

1キャラ目のパイロマンサーは祈祷ポイントを55集めきったら個人的に完成!という気分になってしまい、なんか満足してしまった。ストーリー的にはAct6もAct7も全然終わってないんだけど……。

というわけで気分転換に倉庫番キャラを作ったり、メインとしては2キャラ目予定のカンジュラーを作ったりした。倉庫番のつもりで作ったシャーマン(その後ヴィンディケイター)のプライマルストライク(+トーレント+サンダラスストライク)が強すぎてあぜんとした。一匹殴るだけで周りの敵もバシバシ死んでいくやんけ……。比べるとデモリッショニストのファイアストライクって弱くない!? インクィジターのスキルもやたら強くて嫉妬しそうだった。

しかし2キャラ目はプライマルストライクではなくデヴァウリングスウォームが軸のシャーマン&カースかけまくりオカルティストのカンジュラーです。パイロマンサーの時にカースオブフレイルティ(と、星座スキルアサイン先としてのブラディポックス)にお世話になっているので、その辺をメインに据えたキャラをやってみたくなった。

デヴァウリングスウォームで虫をぶっかけてあげるとゾンビもビーストもヒューマンもみな等しく血の染みになっていき「これは国際法で禁止されるべきでは……」という思いが脳裏をよぎった。特に人間は、いかにカルティストや山賊といった悪党であろうと一応人は人なので、アーとか叫びながら出血しまくって死んでいくのを見ていると「人権」というものについて考えたくなる。しかし世は大グリムドーン時代、悪人に人権はない。

今後はブラディポックス(強化先のスキルの名前が「ブラックデス」である)も取っていく予定なので倫理的にはさらに完全にアウトになっていく。生命力耐性や出血耐性が高そうなAct2の骸骨・幽霊軍団を乗り越えられるかが序盤の山かなあ……。ぶっちゃけ、どうせ序盤の育成段階なんだから今はプライマルストライクを強化した方が多分楽なんだけどね。でもやりたいことをやってこそのゲームよ。